資金調達・エンジェル投資・起業・ビジネスパートナー等に関するコラム

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2017年

 資金調達能力について、スピーディな資金調達が最も重要な理由

2017/12/25

ビジネスを始めたい、または新たなビジネス考案をお持ちの方はまずは資金調達から始めたいところです。資金調達をしてから会社を立てたり、ビジネスに必要な先行投資が可能になります。様々なビジネスを始めるためには多少の準備資金が必要です。また、ビジネスを成功させるために資金が新たに必要な方も新たに資金調達を行うことが出来ます。

ビジネスチャンスを逃がさないために
ビジネス考案が思い浮かんだ時にそれを実行する力が資金力です。もし資金があれば自分の好きなビジネスをいつでも始めることが出来る、またビジネスパートナーを見つけ自分のビジネスを応援してもらうことが出来ます。ビジネス考案は時代によって変化するのでその時に思い浮かんだらすぐにそのビジネスを実行していくことが大切です、そのまま2年、3年後などとなるとビジネスチャンスを逃してしまうかもしれません。

資金を調達する能力
また投資家の方も同じく、投資のchanceに資金を投入しないと意味がありません。そのため各投資、ビジネスにおいて資金を調達する力は非常に大切で、スピーディに資金をお調達することが出来れば投資やビジネスでさらなる利益を得ることが出来るのです。「資金調達のスピード」

資金調達能力は誰でもあるわけではない
資金を調達する力は手持ちの少ないビジネス考案者にとっては必要なスキルと言えます。誰でもれなりの資金を簡単に調達することが出来るので、誰でもビジネスチャンスはある時代です。そのために最近はエンジェル投資家に相談したり、更には何人かのビジネスパートナーを見つけることはビジネスを始めるにあたって非常に大切です。しかしそのためには条件があります。
条件

●企画や案件がはっきりしている
●投資家やビジネスパートナーにも、それなりの見返りがある
●どのくらいの資金が必要なのかをしっかり見積もりできている
(出来れば税理士やコンサルタントに相談して準備資金にいくら必要なのがはっきりしている)
●ビジネスを始めてからのリスク管理がはっきりしている
●ビジネスを考案しているイメージがしっかり相手に伝わりやすい
● 今後を見据えたビジネスになっていて投資家やビジネスパートナーを納得させることが出来るビジネスを考案している
●考案しているビジネスにおいての経験や実績があるか
●マーケティング調査を行っている
このことすべての条件を揃えておくことは必須です。マーケティング調査を行うことは非常に大切です。市場を把握していてサービスや商品の流れをよく理解しておく必要があります。マーケティング調査を行っていて利益まで計算できていればエンジェル投資家屋ビジネスパートナーを誘いやすくなります。

具体的なレポートや調査結果に基づいているデータを準備
具体的なレポートや調査結果が必要になりますGMOなどが提供しているしっかりとした調査に基づいたデータでないと新たなビジネス考案を成功に導くことは出来ません。参考にしているデータ、またはデータ元のデータが信頼できる調査に基づいていることは投資家から素早くお金を借り入れ出来る大きな条件トなります。

計画案をはっきり紹介出来るまでビジネスを考案しているのか?
仮に銀行にビジネス融資を相談する際にも同じように考案しているビジネスを紹介し成功することが出来るのかをはっきりさせることが出来ます。資金調達はエンジェル投資家でも銀行でも同じように計画案をはっきり紹介出来るまでビジネスを考案していることが大切なのです。このことが資金を素早く調達することが出来る能力に結びつきます。お金をどのように工面するかどうかはどれだけビジネスを計画的に考案しているかどうかなのです。
早めに返済できれば利用価値は高い消費者ローン
素早くお金を調達するために、カードローンやキャッシングを利用することも可能です。最高で300万円まで借り入れできるので、ちょっとした資金調達、資金不足には利用可能です。利息が少々高いので早めに返済できれば利用価値は高いのではないでしょうか?

大きなビジネス資金が必要ならば

大きなビジネスを考案しているならば消費者金融からの借り入れでは少なすぎるでしょう。そんな時に利用したいのがクラウドファンディングです。エンジェル投資家を募集するためにオンラインでビジネス考案を紹介し更にビジネスパートナーまで見つけることが出来るサービスです。一人ではできなさそうなビジネスを紹介し、メンバーを募集することも可能です。ビジネスにおいて新たな可能性を持っている、更にビジネス考案が魅力的ならばエンジェル投資家からすぐに資金を調達することが可能なサービスなのです。


まとめ
始めの段階では資金調達が最も大切な活動です。資金集めにはクラウドファンディングなど利用価値の高いサービスを利用してビジネスチャンスを逃さないようにしましょう。スピーディな資金調達は考案しているビジネスを成功に導いてくれます。考案中のビジネスを十分に紹介できる企画力、更にマーケティング調査なども事前に行っておきましょう。


 エンジェル投資家について

2017/12/17

いま多くの起業家から資金調達先としてエンジェル投資家が求められています。
日本ではまだ馴染みの薄い言葉ですが、本場アメリカでは広く認知されており、
社会貢献としても大きな意味を持つことから、エンジェル投資家は憧れを抱かれています。

・エンジェル投資家とはどのような人物なのか

エンジェル投資家とは言葉を変えれば未上場の企業に出資する個人投資家です。
個人の裁量で投資先を決定し支援するので、豊富な資金力と経験が必要になります。
そのためエンジェル投資家には有名起業の創業者が多く名を連ねています。
アメリカの例を出せばアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏やグーグル創業メンバーのマリッサ・メイヤー氏が有名です。
日本では元シャープ副社長の佐々木正氏や最近だとDena共同創業の川田尚吾氏の名前が業界ではよく話題になります。


・なぜ起業家から人気なのか

起業間もない企業にとって大事なのは「人」そして「資金調達」です。
どんな優れた事業プランがあってもこの2つが無ければその企業に先はありません。
もちろん傑出した事業プランがあり、発信力が伴えば、興味を持ったビジネスパートナーや
投資家が向こうから集まってくることもあります。
しかしそのような発信力を持つ若いベンチャーは稀です。
多くのベンチャーにとってはビジネスパートナーも資金提供者も自分たちで探す必要があります。
そこで心強い味方となるのがエンジェル投資家です。

エンジェル投資家は元々名前が広く知れ渡っている方が多くいます。
一般社会では無名でもある業界に身を置く人なら絶対知っているということもあります。
そのような方々ですから、その投資先にも大きな注目が集まるのです。
つまり彼らから出資を受けるということは資金だけではなく、同時に発信力を得ることに繋がります。
若いベンチャーにとってはこれほど大きな武器はありません。
発信力があれば、優秀な人材の採用につながるからです。

また経営経験豊富なベンチャー企業経営者は多くありません。
創業期には数々の問題が発生しますがそれに対応するノウハウがないのです。
多数の企業に出資し、様々な経営課題を経験しているエンジェル投資家はここでも力強い味方となります。
さらに有名なエンジェル投資家から出資を受けるともなれば、従業員のモチベーションにも良い影響をもたらします。
一般的にベンチャー企業を選ぶ人は働くモチベーションが高い傾向にありますが、その情熱をまっすぐ事業だけに注げる環境づくりにも、エンジェル投資家は助けとなってくれるでしょう。

しかしもちろん、エンジェル投資家も様々ですから、資金を出すだけで、経営にはあえて触れてこないエンジェル投資家もいます。
ただそれでもエンジェル投資家から出資を受けるメリットは大きいです。
たとえば銀行からの借入やベンチャーキャピタルからの出資を考えると審査のハードルは高くなります。
銀行からは担保を要求されることも当然あるでしょう。
出資を受けた後を考えてみます。
他人の資金を運用するベンチャーキャピタルは早期の上場や持株の買取要求をしてくるかもしれません。
このように資金調達をする際も、また資金調達をした後も様々な制約が多くなることが考えられます。
対してエンジェル投資家は豊富な個人資産をもつ個人ですから、比較的に自由にやらせてくれることが多いことが支持される理由となっています。


・どうしたらエンジェル投資家に出会えるか。

ここまでエンジェル投資家の魅力を述べてきましたが、ではどうしたらエンジェル投資家に出会えるのでしょうか。
これから起業を考えてる人や、資金調達に悩んでいる経営者にとっては一番気になる部分かもしれません。
エンジェル投資家の探し方は以下の様なものがあります。

1,起業家が集まるイベントへの参加
2,マッチングサイトの利用
3,SNSの活用

一つ目の起業家イベントへの参加では、イベントのゲストとして有名な起業家やエンジェル投資家が招待されることがあります。
そこで繋がりを得るという方法です。相手もそういったことには慣れている方々ですから、臆せずに積極的にアピールしましょう。
ここではエンジェル投資家に会えなくても将来のビジネスパートナーが見つかる可能性があります。
またそのビジネスパートナーから紹介してもらいエンジェル投資家と繋がることも考えられるでしょう。

二つ目はマッチングサイトの利用です。
近年はインターネットを使い、資金調達がしやすくなっています。
どのようなサイトを利用するのかは注意が必要ですが、起業を志す人には便利なサービスです。

三つ目はSNSの活用です。これは有名な投資家にSNS上で直接コンタクトをとってみるという方法です。
エンジェル投資家の中にはSNSを活用しアンテナを広く張っている方も多くいますから、積極的に働きかけることも無駄ではないでしょう。
彼らの食指を動かすプランや情熱を示せれば進展があるかもしれません。

繋がりができても、豊富な経験と知識を持つエンジェル投資家を納得させるのは簡単ではないのは事実です。
しかし銀行やベンチャーキャピタルとは違った側面から事業を評価してくれるエンジェル投資家もいます。
少なくとも情熱があれば聞く耳を持ってくれるエンジェル投資家は多いはずです。
これから起業を考えている方、ベンチャー企業を経営している方は資金調達の課題に直面した時、
エンジェル投資家からの出資を選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。




 史上初の記録と「木を見て森を見ず」

2017/12/11

本日(2017年10月23日)、東京株式市場の日経平均株価が2万1696円65銭の終値となり、15日連続上昇の過去最長記録となった。これは戦後の株式取引が始まって以来のことでもあり、史上初の記録と共に約21年ぶりの終値でもあった。これに関しては、実に喜ばしい限りだろう。

もしこのまま株式等の投資市場がより活気を帯びれば、個人投資家にも還元が及ぶことが推察される。そうなれば、エンジェル投資家も潤うことになり、さらにフリーランスの資金調達もしやすい環境になるかもしれない。経済の相乗効果とは、こういうことをいうのだろう。

全体にお金が回ることで、経済成長が促されるとも言える。一時的な景気の上昇で一部の大企業のみが儲けるのでは公平感が失われるとも考えられる。戦後の高度経済成長は中小企業が支えたと言われるように、デジタルあるいはネット社会である今日では、個人投資家やフリーランスの役割も大きくなっているのかもしれない。個人間取引であっても、資金が豊富なスポンサーがいることは非常に大事なことであり、当たり前のことでもあろう。

しかし、株式等の投資市場が活気を帯びたとしても、実体経済ではどうなのだろうか?表現が適切ではないかもしれないが、投資をバーチャルとすれば実体経済はリアルである。雇用などは増えているようだが、果たして質が伴い満足している人はどれくらいいるのだろうか?あるいは、豊富な量的緩和がいつか質的変化を伴い、様々なところへ転換されて行くのだろうか?これをプッシュするには、もっと公的な力が必要なのだろうか?

ふと、こんな疑問も湧いてしまう。

フリーランスの仕事も様々であり、目に見え手で触れられる物自体を扱うばかりではない。景気に関係なく、業務を継続できるものも多々あろう。しかしたとえそうであっても、実体経済から何かしらの影響を受けることは紛れもない事実である。これを踏まえておくこともフリーランスには重要であり、本当の意味での経済成長が確実視されるまで、エンジェル投資家の役割などが大きくなるかもしれない。

そう言えば、1990年代初頭に崩壊したバブル経済期の日経平均株価は、最高でいくらを付けたのだろうか?終値で見れば、3万8915円87銭である。本日の終値と比べれば、約2倍の差がある。当時の経済と今日の経済を単純に同一視することはできないし、本日の日経平均株価の記録を以てバブルに匹敵するとは、簡単には言えないだろう。しかも、1990年代初頭に崩壊したバブル経済は、不動産バブルでもあり、しかも今日ほど個人投資家が多かった訳でもない。様々なところで違いがあることは確かだ。

そうは言っても、投資市場などの金融が先に反応し、景気が上向いていくのが経済の通常ルールでもあろう。様々な人々が絡むため、電車道のようにストレートに物事は進まないであろうが、これからどんどん実体経済がついてくれば、経済が上向いて行くことは間違いないであろう。むろん、フリーランスやエンジェル投資家との関係も、よりWin-Winの関係になり得るかもしれない。

今では学生や主婦も個人投資家として、市場に参入している。かつてとは異なり、個人投資家の動向が市場を動かしてしまう時代でもある。FXにおいてはミセス・ワタナベという象徴的な言葉もある。もしかすると、個人がより大きな存在になっているのが、今の日本経済であるかもしれない。フリーランスとエンジェル投資家の関係は、現在であるからこそ、意義が大きいとも言える。

しかし、忘れてならないこともある。先に戦後の高度経済成長は中小企業が支えたと述べた。1985年にプラザ合意がなされ、円高傾向が生まれた。以後円高不況と呼ばれ、そういう下支えをした多くの中小企業が悲惨な憂き目に遭った。そうして、経済はバブルへ走り、結局1990年代初頭に崩壊してしまった。この中小企業が今日ではフリーランスとも言い換えられるかもしれず、個人投資家も該当するかもしれない。憂うべきことは、すでにリーマンショックで経験しているとも言える。

木を見て森を見ず。

たとえ個人であっても、こうならないようにすることが大切であると思うが、いかがだろうか?


 起業にエンジェル投資家をどう活用したらいいの?

2017/12/05

■資金調達方法のひとつエンジェル投資家

事業をはじめる時にまずはじめのハードルになるものひとつ、
それが資金調達ではないでしょうか。

資金調達の方法としては、銀行をはじめとした
金融機関からの融資、政策的な融資、ベンチャーキャピタル、
クラウドファウンディングなどがあります。

金融機関からの融資は、日本でも伝統的な資金調達の
方法として日本経済を長く支えてきていますが、
融資を受ける側からすると、事業の実績が無いと
なかなか資金を貸してもらえないのも事実です。

これは政策的な融資やベンチャーキャピタルからの融資も同様です。
クラウドファウンディングは比較的最近、一般的に利用されるように
なってきた資金調達の方法です。

それと同じように近年、資金調達の面で浸透してきているのが、
エンジェル投資家です。

■エンジェル投資家とはなに?

ではそもそもエンジェル投資家とはどういったものでしょうか。
その意味するところは、起業準備段階や起業して間もない
事業体や事業主に資金を提供する個人投資家のことです。

エンジェル投資家の多くが自身も起業家であり、
新しいビジネスを応援するために投資をする人のことを指します。
まさに起業家にとっては「エンジェル」つまり天使のような
存在ということになるでしょう。

海外では一般的な方法として知られるエンジェル投資家ですが、
近年日本でも有力な資金調達の方法として知られるようになってきています。

■エンジェル投資家とどう出会うか

あたながもしこれから新しい事業を起こそう、
あるいは起こしたばかりで、その上で資金調達が必要なタイミングである、
そしてエンジェル投資家からの資金調達をしようとした時に、
一体どうすればいいのでしょうか。

まずは、コツコツとエンジェル投資家を探してみる方法があります。
ネット上などでエンジェル投資家としての実績のある人や、自分の
事業に共感して応援をしてくれそうな人物を洗い出します。

そのリストに対して、メールや郵送で自身の事業への理解と、
資金提供の申し出をするのです。一種の営業ですが、
多くのリストに対してアプローチしていけば中には返答が
あるかも知れません。

その際に送る中身も充分に考える必要性があります。
自身の事業の収益性の高さや実現するための裏付け、
市場における優位性などを丁寧にかつ分かりやすくまとめ、
その上でどのくらいの資金が必要なのかを訴える必要性があります。

こうしたどぶ板的にエンジェル投資家を探すのは、
ある意味ビジネスのパートナーともなる相手を探す旅でもあります。
その相手を見つける上での多くの出会いも生み出せますし、
また資金調達を自分の足を使って行うことで自信も付くことでしょう。
まさに王道のひとつともいえます。

一方で近年ではより新しい起業家とエンジェル投資家の
出会いの方法があります。それがマッチングサイトです。

■マッチングサイトの利用

インターネットはさまざまなサービスがあり、
いろいろな立場の人をつなげるマッチングの面でも大変便利なものです。
そのネット上でのマッチングサービスが実はエンジェル投資家や
起業家向けにも多く存在します。

今回は近年、特に浸透してきたエンジェル投資家についてみてきました。
起業する際の資金調達のひとつの方法として検討してみてはいかがでしょうか。


 起業時の資金調達をどうすべきか?

2017/11/26

■起業の時にこれだけは押さえておくべき

もしあなたが今、起業を考えているとしたら、
いくつか押さえるべきポイントがあります。

そのひとつが事業計画です。どういった商品やサービスを
ユーザーやコンシューマーに対して送り出していくのか、
そしてどのくらいの価格設定をしてどの程度利益を上げていくのか、
コストや経費はどのくらいかかるのかをしっかりと表に落としていくのが
事業計画、事業計画書です。

事業のをなんのためにするのか、どういった市場規模があるのか、
ターゲットとなる層はどういったものか、
自社製品やサービスのアドバンテージ、実現可能性と収益性などを
細かく記載し、まさにあなたの事業、起業そのものが上手くサイクルとして
回っていく、回していくための大事な計画書、事業を行う上での地図ともいえるものです。
もしビジネスパートナーがいるならその人とも相談して実現性のある計画に
しなければなりません。

■やはり大事な資金調達

そこで重要なのが資金調達です。
事業を行う上で、資金は言うまでもなく必須のものです。
事業を行う事業主の方の生活費はもちろん、
広告宣伝費用、仕入れや経費、事務所を借りれば賃貸料や水道光熱費、
人を雇えば人件費もかかります。

そうした資金を自己資金だけでまかなえればいいですが、
多くの場合は、なんらかの方法で資金を得なければ事業計画そのものが
実現できない、事業としてもサイクルとして回っていかないということがあります。
そこで資金調達をする必要性が出てきます。

■資金調達の方法

では、どうやって資金を調達したらいいのでしょうか。
資金調達の方法には何種類かあります。

・完全な自己資金
もし今、起業をしようとしてる方が、事業計画を立ててみて、
貯蓄などの自己資金ですべてまかなえそうだということであれば、
話は早いです。特にその他に資金を調達しなくても事業を始められるでしょう。
リスクを最小限に抑えて事業を進められます。

・金融機関からの融資
日本国内で伝統的な資金調達といえば、金融機関、つまり主には
銀行からの融資によって資金を調達するというケースです。
多くの日本の起業家が今まで頼ってきた方法とも言えるでしょう。

これはなかなかハードルが高いのも事実。一定の自己資金があった上で、
銀行側が「この人のこの事業なら融資をしても大丈夫」という
内容に対してはじめて融資の検討がされるというのが実情です。

最終的に融資が許可されるかは銀行側の判断ひとつにかかっていますし、
融資が行われるまでのハードルが高いのも事実と言えるでしょう。

・公的な融資
市町村や都道府県で設定している公的な融資制度です。
商工会議所や商工会でも独自の融資方法を設定している場合もあります。

これらは政策的な融資とも言えますのが最終的に融資をするのが、
金融機関でもあるため、実際の融資条件として一定の審査をクリアする
必要があります。

・クラウドファウンディング
近年、利用が進んできているのが、クラウドファウンディングです。
日本国内でもインターネット上の専用のサイトなどが多く開設されています。

起業家などが自分がやりたい事業をサイト上などで発表し、その内容に
賛同してくれた一般の人などから広く資金を募る方法です。

・エンジェル投資家
最後にご紹介するのがエンジェル投資家です。
多くが自らも起業家であった経営者などが、自己の資金などから、
新たな起業家に資金を提供し、事業の成功の度合いによって投資家にも
配当がある仕組みをいいます。こちらも近年、日本でも活用が活発化してきている
制度になります。

いかがでしたか。
起業の時に必須ともいえる資金調達の方法について
みてきました。

ぜひ起業する時の資金の状況や行いたい事業の内容によって、
最適な資金到達方法を選んでみてはいかがでしょうか。


 エンジェル投資の文化を育もう

2017/11/19

■日本国内でエンジェル投資を利用することは可能なのか
 起業時の資金調達方法はどのようなものがあるのでしょうか。
一般的には金融機関あるいは行政(商工会議所)の制度資金を利用する、ビジネスパートナーを募る、
あるいはスポンサーを獲得するなどの方法があるでしょう。近年ではクラウドファンディングも積極的に利用されています。
そして今日注目されているのが、エンジェル投資家による支援です。
しかし、そもそもエンジェル投資とは何か、また、知っていてもどうすればエンジェル投資家にアクセスできるのかすらわからない、
と、困惑している起業家も多いでしょう。
 米国では、シリコンバレーのベンチャー企業のように、スタートアップ時にエンジェル投資家の支援を受けて成功し、莫大な富を築いた起業家が、
今度は自身がエンジェル投資家になり、次世代の起業家を支援する、といったエンジェル投資の好循環の文化を確立しています。
ビジネスマンだけでなく、ジェシカ・アルバのような大女優もエンジェル投資家になっている、というケースも生まれています。
残念ながら日本国内では、エンジェル投資家という言葉すら、さほど認知されておらず、国内における成功事例も表に出ていないようです
(米国のエンジェル投資家の支援を受けた国内企業の例はあるようです)。
ちなみにGoogleで「投資」を検索すると検索結果は256,000,000件、
同じく「エンジェル投資家」はわずか572,000件と、ごくわずかです。

■日本のエンジェル投資文化を育てるためには
 日本国内でエンジェル投資家が育つ、あるいはエンジェル投資を受ける創業者が育つ見込みはあるのでしょうか。
そこには日米の企業風土の違い、そして国民(特に富裕層)の投資に対する意識の違いがあるでしょう。
 まずは、エンジェル投資の文化を育てるために、日本国内で成功したベンチャー企業が、スタートアップ企業に対して積極的にエンジェル投資を行い、
その成果を、支援した起業家と共に国内で積極的に広報して、エンジェル投資の文化を広めるべきでしょう。
やはり、エンジェル投資の成功事例が広まらなければエンジェル投資の文化は根付きません。
 また、投資に対する国民、特に富裕層の意識の変革が必要です。日本における貯蓄率は欧米に比べて高く、「投資」に対する意欲が低いとされています。
そこでNISAのような、小口の投資を普及促進する政策が日本でも導入されるようになりました。
しかし、我が国における「投資」は、ファンドへの投資を含め、蓄財や殖財の一環と受け止められています。
新興企業に積極的に投資し、その育成を図る国内ファンドもあるのですが、あくまで対象は上場企業あるいはそれに準じる企業であり、
スタートアップの起業家に対する支援は、市場あるいはビジネスとして成立していません。
エンジェル投資に対する優遇税制もありますが、これはあくまで資産家の節税・殖財を支援するものであり、
リターンを追及するだけでなないエンジェル投資の本旨から外れているような気がします。
 とはいえ、低金利で市況が低迷する今日、金融商品の投資の利回りは低水準です。
既存の投資先のいくばくかをエンジェル投資に向けることができれば、魅力的な財やサービスを提供する新興企業が育ち、日本の経済発展に貢献できます。
エンジェル投資のための独立系ファンドがあってもいいのではないでしょうか(極めてハイリスク、ハイリターンですが、
それこそ起業家のビジネスパートナーとしてのファンドマネージャーの腕の見せ所でしょう)。
幸い、クラウドファンディングが育ち始め、国民にも「これから成長する企業を応援したい」という空気が芽生え始めています。
低迷気味の日本経済だからこそ、こうした空気を醸成することが大切なのではないでしょうか。
それこそ次世代のために、年金運用をエンジェル投資に回すのもいいかもしれません。


 起業に必要な資金調達先としてエンジェル投資家を利用するメリット

2017/11/15

中小企業庁が発表した「平成29年度以降に向けた創業・起業支援」に関する報告書によると、政府は経済活性化のために起業を促進しようと開業率の目標を10%としていますが、実際は4~5%を推移して目標の半分以下です。また、起業を考えている者の割合は3.8%と主要先進国では最下位でアメリカ(13.8%)の4分の1強程度にとどまっています。そこで、日本での開業率の低い理由とその課題(資金不足)を解決するための効果的な手段としてエンジェル投資家について解説します。

■日本での開業率が低い理由

中小企業庁によると起業を断念する理由は資金調達が最多です。他方で平成26年度では約9割の起業家が資金調達は金融機関の融資によらず自己資金に依存しています。このため起業を促進させるには資金調達を円滑にすること、資金調達先を増やすこと、そしてそのことを広く知らせることが課題です。資金調達さえできていればもっと多くが起業できる可能性があります。その他の断念理由としては「具体的な起業の段取りがわからない」「専門知識・経営知識の習得」が解決できず「起業の準備に踏み出せない」などです。

また、欧米諸国では起業に関心のない労働者は4分1から2分1に対して日本では約7割強が起業に関心を持っていません。この結果、主要先進国で起業を検討する者が最低の3.8%につながっています。起業家マインドを高めるには成功した起業家をたくさん出すことが必要です。

■起業に必要な資金
起業に必要な資金は、日本政策金融公庫の平成28年度の調査によると平均値で1,223万円です。政府系銀行や一般金融機関の融資に加えて、信用力のない起業家には金融機関からの融資が厳しいだけに資金をエンジェル投資家、ビジネスパートナー、スポンサーなどから調達ができるようにすることで起業を促進できます。エンジェル投資家は事業に成長力があれば信用がなくても投資をします。

■エンジェル投資家の探し方とエンジェル投資家を利用するメリット
エンジェル投資家は、複数あるインターネット上のマッチングサイト(起業家とエンジェル投資家を引き合わせるサイト)で多少の費用はかかりますが効率的に探せます。

エンジェル投資家による投資金額について、経済産業省は数百億円になると推測しています。さらにエンジェル投資家の多くは、実際に自ら起業をした人も多く資金面だけではく自らが経験したさまざまなノウハウを持っています。そのためビジネスパートナーとして経営に関するノウハウ・知識・技術などでさまざま観点から起業家を支援できます。起業を断念する資金以外の理由として「具体的な起業の段取りがわからない」「専門知識・経営知識不足」がありますが、これを解決できる可能性もあります。

■まとめ
起業をするときの最大の課題である資金調達先についてエンジェル投資家を紹介しました。またエンジェル投資家には資金調達以外にも起業をするにあたって問題となる「起業の仕方」や「経営ノウハウ」の支援が期待できる可能性があることも紹介しました。自己資金や金融機関からの融資が足りない場合や資金調達以外の課題で起業ができない場合にもエンジェル投資家は利用できる価値があります。利用の積極的な検討をおすすめします。


 エンジェル投資家からの資金調達は、投資と融資のどちらがいいのか?

2017/11/05

起業する際に自己資金だけで足りなければ資金調達する必要があります。その方法は投資か融資のどちらかになりますが、どちらがいいのでしょうか。
結論から言ってしまうと、投資はエンジェル投資家にとって有利、融資は起業家に有利と言えるでしょう。

エンジェル投資家に投資として資金を出してもらうと株式を保有されてしまいます。株式を保有されるのを嫌がる起業家は、別の資金調達の方法はないかということで、融資という形にしてほしいと考えるわけです。
では、融資として資金を出すことはエンジェル投資家にとってはどうなのでしょうか。
リスクとリターンのバランスを考えると、投資ではなく融資でお金を出すエンジェル投資家は少ないでしょう。

まず融資の場合は、起業が成功しようが失敗しようが確実に元本と利息は保証されます。確実というと言い過ぎかもしれませんが、債権として残るということです。ただし、融資の場合は利息分がリターンとなり、その上限は利息制限法で定められています。つまり、エンジェル投資家のリスクとリターンの両方に制限があるため、エンジェル投資家は融資には魅力を感じないのでお金を出したがらないのです。

これはエンジェル投資家がお金を出す理由を考えてみると理解できます。エンジェル投資家は起業家と同じリスクを負って、起業家と同じリターンが欲しいので、ハイリスクな創業時にお金を出すのです。大きなリターンを期待できない融資という形で創業時にお金を出すのを提案されても、素直に応じることができないのは当然でしょう。

一方、融資なら株式を保有されないので起業家にとってのメリットは大きいのですが、そのような考えを持っている起業家にエンジェル投資家はお金を出したいと思わないはずです。エンジェル投資家はリスクを抱えるのと同時にリターンも期待するのは当然ですから。

ただし、エンジェル投資家が融資という形でお金を出したがる例外的なケースがあります。全額を融資するわけではないのですが、出資の部分を最低限にして、融資も同時に行うというケースです。
なぜエンジェル投資家が、このような形でお金を出したがるかというと、新しくスタートするビジネスに魅力を感じているからです。成功する見込みがあり魅力的なビジネスであれば、出資の部分を最低限にして融資を引き出すことも交渉次第では可能です。

エンジェル投資家からの資金調達を出資ではなく融資という形にしたいと思うのは、ある程度の経験のある起業家に多いのではないかと思われます。起業家が融資を引き出したいと考えるのなら、エンジェル投資家が魅力を感じるようなビジネスを提案することが大切です。



 起業後年数の浅い企業でも資金調達可能!
投資型クラウドファンディングを説明します

2017/10/29

起業した後、会社を運営するための大きな悩みの一つに、資金調達が挙げられるでしょう。事業運営をして利益をあげるためにはお金がかかる。しかし銀行の融資は厳しいし、ましてや一般の方からお金を借りるなんて・・・と頭を抱える方も多いでしょう。
こんな時に多額を貸してくれるスポンサーが見つかれば良いのですが、なかなかそうもいかないものです。

現代はそんな場合でも、まるで上場企業の株式のように一般の方から出資してもらうことが可能です。そのしくみが投資型クラウドファンディングであり、FUNDINNOやSony Bank GATEなどがサービスを提供しています。

どんな仕組みなのでしょうか。これから詳しくみていきましょう。


1.投資型クラウドファンディングとは?
そもそもクラウドファンディングとはどんなものでしょうか。これは、何らかのプロジェクトを行うために、一般の方から広く資金を募る方式です。
その中でも投資型クラウドファンディングは、事業の利益を投資家に分配金として交付するものです。これは、株式投資の配当金とよく似たシステムですね。

投資型クラウドファンディングを利用する企業は、起業後年数の浅い場合が多いものです。そのため、誰でも企業のスポンサーになれるといって良いでしょう。
また、投資型クラウドファンディングを利用して上場前のベンチャー企業などに投資することにより、誰でもエンジェル投資家になれます。

エンジェル投資家といえば資産家を想像されるかもしれませんが、投資型クラウドファンディングでは「一人の投資家が特定の企業に投資できる年間の金額が制限されている」場合があります。
例えばある企業に100万円投資したいと思っても、年間で投資家一人当たり50万円までしか投資できないと決められている場合が該当します。このような場合、500万円の資金を得るためには、最低でも10名の投資家から投資の申込みがなければなりません。

これは同時に少額投資を推し進める原動力にもなりますから、一般の方がエンジェル投資家になるにはふさわしい方法といえるでしょう。

2.投資型クラウドファンディングを活用するメリット
投資型クラウドファンディングは、企業と出資者の両方にメリットがあります。

2-1.企業のメリット
やはり不特定多数の方から、返済不要な事業資金を調達できるという点が大きなメリットです。

これまでは非上場企業の場合、資金調達は銀行からの融資という方法や、他の企業や資産家等から出資を受ける方法が一般的でした。これは、株式会社であっても株式を一般の方に持ってもらうことが難しかったためです。

投資型クラウドファンディングは、一般の方から資金調達をする道を開いたものです。安定した事業運営におおいに役立つでしょう。

2-2.出資者のメリット
投資型クラウドファンディングは、出資者にもメリットがあります。リスクはあるものの、事業が成功すれば大きな分配金を受け取ることができます。これから大きな成長が見込める事業に取り組んでいるのも上場前のベンチャー企業が多いですから、その分大きなリターンを受けられる可能性もありますね。

また投資型クラウドファンディングで得た株式等は、自由に売買できません。これはデメリットですが、同時に株価に一喜一憂せず、長期的に腰を据えて企業を支援することができます。自分達の手で会社を育てることでもあり、企業のスポンサーとしてふさわしい姿勢といえるでしょう。


3.投資型クラウドファンディングを活用するデメリット
投資型クラウドファンディングにももちろんデメリットがあります。この点について説明していきましょう。

3-1.企業のデメリット
企業といえども、無条件で投資型クラウドファンディングを利用するわけにはいきません。クラウドファンディングの運営会社に対して事業内容や財務内容の説明をして、プロジェクト内容がクラウドファンディングに適しているという承認をもらう必要があります。また、開始後は定期的に決算や財務内容の開示、株主総会を開く必要があります。

但しこれは、上場企業でも銀行から融資を受ける場合や株主総会等で行わなければならない内容です。そのためクラウドファンディング固有のデメリットではないでしょう。

強いていえば、投資家一人当たりの出資金額に上限が求められていること、出資総額の上限が定められているという点でしょうか。そのため、多くの資金を集めようとすれば、必然的に多くの投資家から資金を集めなければなりません。

3-2.出資者のデメリット
投資型クラウドファンディングは、出資したお金を返還する義務はありません。仮に事業が失敗した場合、出資したお金は紙屑になってしまいます。
また将来お金が必要になった際でも、株式を自由に売買することはできません。そのため、資産はあるのに売却できないという事態が発生します。

4.まとめ
ここまで投資型クラウドファンディングについて説明してきました。

投資型クラウドファンディングは、社会的に大変意義のある制度です。特に起業後それほど期間が経過していない企業の資金調達にあたり、大変心強い制度といえるでしょう。また投資家としても、少額でスポンサーになることができ、新しいビジネスを支援することができます。

日本でも、FUNDINNOやSony Bank GATEなどがサービスを提供しています。ご興味のある方は、いろいろ調べてみると良いでしょう。



参考:
FUNDINNO
トップページ:https://fundinno.com/
初めての方へ:https://fundinno.com/about
投資に関するリスク・留意点等:https://fundinno.com/risk
プロジェクト例(MOSO Mafia):https://fundinno.com/projects/5

Sony Bank GATE
はじめてのかた:http://moneykit.net/visitor/sbg/sbg01.html
投資型クラウドファンディングの重要事項:http://moneykit.net/visitor/sbg/sbg_notice01.html

TechCrunch Japan「株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」運営元が約1.1億円を調達」:http://jp.techcrunch.com/2017/07/20/fundinno-fundrasing/
日本証券業協会「株式投資型クラウドファンディング業務」:http://www.jsda.or.jp/sonaeru/words/0291.html
BUSINESS LAWYERS「投資型クラウドファンディングとは?」:https://business.bengo4.com/category9/article50


 フリーランスや独立の味方「エンジェル投資家」

2017/10/23

独立したばかりの方や独立を考えている方、フリーランスで仕事をする方々にとって資本調達は頭を悩ませますよね。
2006年に最低資本金制限はなくなりましたが、何はともあれ起業にはお金がかからないことはないですものね。
そうした資本調達を助けてくれるのが「エンジェル投資家」。

エンジェル投資家とは何か?
エンジェル投資家とは、企業をしたい人の資金調達・ビジネス面でのバックアップやサポートなど、次世代の起業家を応援してくれる名前の通り「エンジェル」の役割を担う個人投資家です。
企業だと、ベンチャーキャピタルから出資を受けられるケースもありますが、個人の起業家が出資を受けるのは到底無理。
ではなぜ「エンジェル投資家」は投資をしてくれるのか?
エンジェル投資家が出資をして得られるメリットは
① 出資した起業家の成長により配当が得られる
② エンジェル税制によって所得税の減税が受けられる
の2点がメリットといわれています。
これだけで大金を出資してくれるのかと思いますが、
もちろんエンジェル投資家も資金を出すにあたって、将来性を見極めます。
そして、これはいける!と思った起業家やビジネスプラン・アイデアに投資し、スポンサーとなるのです。
エンジェル投資家は成功した起業家であることが多いので、将来成功するかどうかの見極めには長けていると言えますね。

そして、エンジェル投資家がビジネスパートナーとなり、資金面はもちろん、指導や助言など、自分が成し遂げてきた知恵やアドバイスで全面的にサポートしてくれます。

メリットばかり上げてきましたが、メリットがあるならデメリットもあります。
中には、会社経営にまで入り込んでくるエンジェル投資家がいるようです。

安易に「エンジェル投資家」だから信頼できるではなく、信頼できる経営・投資をしてきた「エンジェル投資家」、尊敬できる「エンジェル投資家」を見極めなければいけません。

海外の有名エンジェル投資家の一覧から抜粋しますと。
・Jeffrey Bezos(Amazonの共同創業者兼CEO)
・Marissa Ann Mayer(Yahoo!CEO)
・Jack Dorsey(Twitter創業者)
・Justin Bieber(ミュージシャン)
・Michelle Phan(YouTuber)

Yahoo!やTwitterもエンジェル投資家の支援なしでは成しえなかった企業です。
海外セレブといわれるJustin Bieberなどのミュージシャンや俳優などもエンジェル投資家として多数存在します。

日本でもエンジェル投資家はいます。
・佐々木正(元シャープの社長)
・伊藤穣一(MITメディアラボ所長、投資家)
・松山大河(元アクセンチュア・ネットエイジ取締役、投資家)

日本にいる有名「エンジェル投資家」はほぼ海外の起業家に投資されているようですが、マッチングサイトには多数のエンジェルが登録しています。
マッチングサイトで自分に合った「エンジェル投資家」を探す際には「ニセエンジェル」や事業に参画しようとするエンジェルなど、見極めが本当に重要となってきます。


 ビジネスパートナーやエンジェル投資家を見つけるための3つの要素

2017/10/15

日本でも働き方が多様化し、ノマドワーカーと呼ばれる人や個人事業主、そしてベンチャー企業と多くの方々が起業をしております。
ベンチャー企業にとっては初期段階のヒト・モノ・カネというのが非常に重要になって来ます。
いつ潰れてもおかしくないベンチャー企業に共感を持ってビジネスパートナーとして参画してくれる人がいると強力な武器になりますし、共感を持って投資してくれるエンジェル投資家がいるとスピード感を増して事業展開をして行くことが出来ますよね。
こういった、ビジネスパートナーやエンジェル投資家を見つけるためには、起業家として必ず持っていなければならない3つの要素があります。

一つ目は情熱。

「なんだ、最初に精神論か」と思われるかもしれませんが、あえて一番最初に持って来ました。
その理由は、いたって簡単です。
人間には「感情」というものがあります。そして、人が「動く」又は「動かされる」時とは、どのような時かご存知でしょうか?
それは、納得と感動です。
この2つで人は動きます。起業家の視点で言うと、上記2つで人を動かすことが出来るのです。
従って、あなたが展開しようと考えている事業計画を情熱を持って説明することが出来るか、「本気度」をビジネスパートナーやエンジェル投資家は見ているのです。
どんなに良い事業計画であっても「情熱」を持って説明することが出来ないと人はあなたについて行きません。何事も情熱を持ってやってみると、意外と賛同してくれる人が出てきますので、精神論だと切り捨てずに情熱を持って取り組んでください。

二つ目は論理的思考力

情熱を持って説明しても、論理的な説明でなければ人を「納得」させることが出来ません。したがって、エンジェル投資家やビジネスパートナーに論理的に説明することが出来るような思考力が必要になります。
また、ビジネスを展開していく上でもビジネスパートナーやエンジェル投資家だけでなく、営業をする際にも論理的思考力は必要になります。ここでも、やはり納得と感動で人は動くので、顧客に対して納得と感動を提供しなければ、立ち上げたばかりのベンチャー企業に仕事の依頼をする顧客は現れません。
また、事業に問題が発生した際にも、抜け漏れなく考えうるあらゆるパターンを洗い出して問題を解決して行かなければなりません。

三つ目はネットワーク

起業家!といえど、全て一人でやらなければならないわけではないです。
前職の繋がりや、学生時代の繋がりを辿って行けばその道のプロに出会えることもあります。
人と人との繋がりを大切にして、人脈を広げて行くことが起業家にとっては重要になります。
その人脈からビジネスパートナーやエンジェル投資家を見つけることも出来ますし、お客さんを見つけることも出来たりします。
また、全く異なる業種の方々と交流することで、起業家であるあなた自身の知見を広げることが出来ます。
したがって、起業したい!と考えている方や起業している方は是非色々な方と出会える場に積極的に足を運んであなたのネットワークを広げて行ってください。

ビジネスパートナーやエンジェル投資家はベンチャー企業にとって大切な人です。情熱を持ってあなたの「想い」を説明することが出来れば必ず良い巡り合わせがあります。
是非とも情熱を持って起業家として活動してください。


 米有力ベンチャーキャピタルが日本国内ベンチャー支援を強化

2017/10/10

米有力ベンチャーキャピタル(VC)が日本のベンチャー支援を強化している。

背景には日本のベンチャー企業の資金調達がさらに活発化していることが挙げられる。

「2016年未公開ベンチャー企業資金調達状況」(ジャパンベンチャーリサーチ、東京都渋谷区)によると
日本国内の未公開ベンチャー979社の資金調達額は前年比22.3%増の2099億円となり、拡大傾向を維持。

【未公開ベンチャー企業の資金調達額推移】
・2014年:1,390億円
・2015年:1,716億円
・2016年:2,099億円

特徴的なのはベンチャー企業1社当たりの資金調達額が増加していることだ。

事業領域として、伸びが顕著な分野は、FinTech(ITと金融サービスを融合)、IoT(モノのインターネット)、ロボット、人工知能(AI)
の4つの資金需要が大きかったとしている。

この4つの分野はグローバルな市場にも通用するだけに、今後の資金調達需要が拡大することから、国内ベンチャーキャピタル以外にも
米ベンチャーキャピタルも動きを見せている。


■Plug and Play、三菱UFJ銀行と提携

2017年6月、米シリコンバレーでベンチャーの支援を手掛けるPlug and Playは三菱UFJ銀行をビジネスパートナーとして日本市場に動きだした。

Plug and Playは米シリコンバレーに本拠を構え、中国、ドイツ、フランスなど世界10カ国に展開し、これまでに約2000社の支援実績があるベンチャーキャピタル。

Plug and Playは国内最大級のメガバンクと提携することで日本における信頼性の担保と、三菱UFJ銀行が保有する日本国内の情報網ネットワークを活用するのが狙いと見られる。

支援プログラムは3カ月ほどで、ベンチャー企業を20社選定し、10社ずつ2つのグループに分けて実施。
外部から投資家やアドバイザーなどを招き助言を求め、事業の課題克服や取引先ネットワーク化を進める。

三菱UFJ銀行としては、大企業を含めた自社の取引ネットワークとPlug and Playの経験、ノウハウ、ネットワークを生かし、グローバル化を進めたい意向があるのではないだろうか。


■500 Startups、クールジャパン機構と提携

2017年6月、米投資ファンド500 Startupsは、官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)より1000万ドル(約11億円)を日本向け1号ファンドへの資金調達を発表。

500 Startupsは2010年にアメリカシリコンバレーで設立、創業間もないシードベンチャー支援に特化して投資しており、運用総額は約3億5000万ドル、世界60カ国・1800社以上に投資している実績がある。
同社は資金提供にとどまらず、自社の起業家向け教育プログラムを通じ、ベンチャー企業の育成を行っている点に特色がある。

500 Startupsが日本向けに投資を開始したのは2010年。当初は米国から直接投資をしていたが、2016年2月、ニコンや三菱地所、みずほ銀行など日本の大企業から資金を集め、新たに日本に特化した1号ファンドを設立している。

今回、クールジャパン機構の投資を受け、日本向け1号ファンドで3500万ドル(約38億円)の資金調達を完了、当初の目標額の3000万ドル(約33億円)を上回ったと発表。

500 Startupsは世界各国で同様の地域ファンドを運用しているが、今回クールジャパン機構から出資を受けることで日本が最大規模になるという。

また、2013年11月に設立されたクールジャパン機構にとっては初の海外ベンチャーキャピタルへの出資となった。


このようにPlug and Playや500 Startupsなど米ベンチャーキャピタルが日本国内で動きを活発化させている背景には、米ベンチャーキャピタル側の思惑と、日本側の思惑の双方が絡み合った結果のように思える。

米ベンチャーキャピタル側の思惑としては、日本の高い技術力を念頭に置きながら、東京オリンピックを控え日本市場、IPO市場の活況などを背景に日本に注目していることが挙げられるのではないか。

また、成長市場のアジア全体を考慮するうえで、日本での成功事例を確立し、基盤を構築することで、アジア全体への進出の足ががりにしたい、という意向もあるように思える。

一方、日本側としても、もともと起業が少なく、革命的イノベーションが産まれづらい風土があるうえ、ハンズオン型支援できるベンチャーキャピタルが少ないことも大きな課題でもあった。

米ベンチャーキャピタルは豊富な実績、経験を持ち、さらにはグローバルな情報網、取引先等の世界ネットワークも持つ強みがある。

日本側としても、米ベンチャーキャピタルの強みを生かし、国内の起業やベンチャー企業の育成を拡大させ、中長期的に日本経済活性化に結びつけたいという思惑が働いたのではないか。

いずれにしても、Plug and Playや500 Startupsなどの米ベンチャーキャピタルが日本国内で動きを活発化させることで、その他大手企業のスポンサーやエンジェル投資家などの投資活性化にも寄与することを期待したい。


 資金調達はエンジェル投資家に相談!より良いビジネスパートナー、スポンサー探しが可能

2017/10/2

様々なアイデアやビジネスプランはあるけど元手がないという方も少なくありません。ビジネスを始めるためには、まず資金調達やエンジェル投資家を探すことから始めましょう。ビジネスや投資を始めたいが資金がない方もエンジェル投資家から資金を調達して好きなビジネス、投資が出来る時代になりました。自分の思い描いていたビジネスを展開するために、当たらな商品やサービスを展開して起業したい方は投資家からの援助でビジネスを始めるきっかけを作ることが出来ます。今まで自分が思い描いていたビジネスプランを世の中で展開するため、アイデアがあり企画しているビジネスを後押ししてくれるのがエンジェル投資家です。スポンサーになる人を見つけたら、後は事業資金の相談をしてみましょう。目標金額の資金を融資してもらうことが出来れば早速、自分の思い描いていたビジネスを展開することが出来ます。

新しいIt ビジネスや急成長のITビジネスにも又、ビジネスパートナーとしてスポンサーと、同じ目標に向かってビジネスを展開していくことも非常に有意義です。新たなITシステム開発、アプリケーション開発、ソフト開発などのアイデアを具現化したい方、世の中へ自分の描いているサービスを展開してビジネスを始めるきっかけになります。新しいIt ビジネスや急成長のITビジネスや今後世の中の役に立つビジネスなどを思い描いていたら投資家を募集して資金を調達し、事業展開していくことが出来ます。

エンジェル投資家は投資したいカテゴリの分野も定めているので、
投資家が望んでいる投資先等、条件を確認することも大切です。各種のビジネスモデルに似合う投資家を探すことから始めましょう。投資金額は投資家によって異なります。500万円から5000万円と投資家によっては投資したい金額が前後します。
不動産投資を検討中の方にもアパート、マンション運営で家賃収入を得て不動産を活用する不動産投資が今、注目されていますが、自分で不動産を所有していなくても、不動産投資をスタートすることが可能です。各大手の銀行で住宅ローンを1%前後で組むことが出来れば不動産投資をはじめ、家賃収入や転売をして収入を得ることが出来ます。この時にもし、住宅ローンを組むことが出来ない方は、エンジェル投資家に相談してみることも可能です。資金調達のために投資するスポンサーを探して資金を提供してくれれば不動産投資への投資が出来るようになります。不動産投資は競売物件の購入も可能です。裁判所が管理している物件で一般の不動産よりも安い価格で不動産を購入する事が出来ます、不動産投資の際には安い物件が多く、投資対象としてお勧めの物件があります。

その他の投資で株式、FX、先物投資にも
エンジェル投資家はビジネスパートナーとしてだけでなく投資をしたい時にバックアップしてくれるので、不動産投資だけでなく、その他の投資で株式、FX、先物投資での勝算が取れる投資ならば資金調達することが可能でしょう。投資はタイミングです。タイミングを逃せば同じようなチャンスが巡って来ないかもしれません。また投資は不動産投資、株式、FXと様々な投資手法がありますが、常に手元には投資するための資金がないと試算も増えません。そんな時にもエンジェル投資家に相談してみるのも良いでしょう。

しっかりとした計画をアピールする

エンジェル投資家でも、しっかりビジネスプランが組めていないと投資の対象として評価してくれません。投資をする際には相手を納得できるビジネスプラン、企画や計画、必要な見込みのある計画書を準備しましょう。エンジェル投資家は投資する対象の人が事前にどこまでヴィジョンがあって、又どれだけ具現化する力があるのかも見ます。

まとめ

様々な投資やビジネスを始めたいが元手がない方はまずはヴィジョンがあって、又どれだけ具現化する力を計画的にまとめてエンジェル投資家に相談して自分のビジネスプランや、計画を立てて相談してみるのも良いでしょう。起業したい方すっぽんサー探しをしてビジネスパートナーが出来れば、常に新しいビジネスの可能性を追求することが出来ます。


 エンジェル投資家から資金調達するために必要なこと

2017/09/25

はじめに
起業するにあたり、必要となるスポンサーやビジネスパートナー。
日本においては従来、銀行がその資金調達の担い手となっていました。
しかし銀行の場合、資金回収の見込みが未知数な起業家にお金を貸すことはありませんから、資金調達のチャンスは低く、成功の見込みや企業家自身の才能はあるにもかかわらず、事業化できない人も多かったと言えます。

しかし最近では、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家の増加によって、資金調達の方法に選択肢が増えつつあります。
とりわけエンジェル投資家は、スタートアップ企業をサポートする役割を担い得る存在として注目を集め、参入する投資家も増えています。
このことによって、現在の日本では起業を目指す人のチャンスがどんどん広がっているといっても過言ではありません。

すぐにでもエンジェル投資家からの投資を受けたいと考える起業家もいると思いますが、ではどのようにすればエンジェル投資家から資金調達ができるのでしょうか。

エンジェル投資家はお金儲けが目的ではない
まず前提としてお伝えしたいのは、多くのエンジェル投資家は投資による利益や投資効率を重視していません。
では投資に際し何を大切にするかと言うと、投資家自身がもつ夢や希望の実現です。これらを重視して投資を行う方が非常に多いのです。
彼らが願う夢や希望とは、事業の成功で多くの人が救われたり、喜んだりするもの、あるいは次世代の起業家の育成といった社会貢献や、日本経済の発展などを見込める事業です。その実現が見込める事業に対して、お金を投資します。たとえ利回り低いことが明確であっても、です。
ただし、エンジェル投資家は「夢」や「理想」は追いますが、それがあまりに現実離れしている場合や、実現可能性が低そうであると判断した事業については、まず出資は行いません。

どのように資金調達をかなえるか
エンジェル投資家から資金調達を行う場合、”事業の可能性”を事業計画で訴える必要があります。
事業計画には、具体的なデータを示して実現可能性を明確にするほか、独自の技術やノウハウ、現在研究開発している技術、起業家自身の経歴やこれまでの実績を記載し、公開します。
事業計画の公開は、自分が持っているウェブサイトやエンジェル投資家サイト、クラウドファウンディングなどへ行います。
もしも事業計画が魅力的で、エンジェル投資家の「夢」を実現してくれるものであると判断された場合、おそらくエンジェル投資家の方からあなたに連絡をしてくるでしょう。
エンジェル投資家を自分で探すというよりは、情報を公開して彼らの御眼鏡に適うのを待つ、といった方法が効率的なのです。

まとめ
エンジェル投資家は大企業の経営層や事業で成功した資産家が多く、その事業計画が実現可能なものなのか、事業がモノになるのかどうか、その経験によってある程度判断できます。
それだけに、小手先の事業計画や人のマネをしたものは即座にはじかれてしまいます。
エンジェル投資家から資金調達を得るためにも、人マネでない可能性にあふれた事業の構築を目指していきましょう。


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